葵せきなさんという作家の作品について① マテリアルゴースト編(あるいは魚の皮はたべるかどうかについて)

みなさんこんにちは、ゆっくりゆうりです。ゆっくりかんかんだぜ。

 

僕が小中学生の頃はネット環境にある子供の4割程度はゆっくり実況をみている風潮がありましたが今の子供たちはゆっくり実況を見ているのでしょうか?

 

というわけで今日は本の紹介です。

 

葵せきなさんについて

 

まず最初に行っておきますが葵せきなさん、ライトノベル作家です。小説を期待してきてライトノベルに生理的嫌悪感をお持ちの方は速やかにブラウザバックをしてください。

 

個人的に小説もライトノベルもどちらが上かどうかなんてないと思います。

 

だってどっちも素晴らしいもん(コナミ

 

ちなみに葵せきなさんのプロフィールは紹介しません。

 

あまり気にならないだろうし、wikiとか見たほうがそういう情報は詳しいかと。

 

僕は今まで出会った中でもおそらくこの先でも葵せきなさんを超える人はいないと思っています。

 

僕は幼稚園の時に葵せきなさんに出会い大学生の今でもその作品に触れ続けているわけです。

 

僕の人生といっても過言ではないかもしれません。

 

というわけで葵せきなさんの作品について紹介します。

 

まずは処女作から

 

マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫) | 葵 せきな, てぃんくる |本 | 通販 | Amazon

 

 

 

 

こちらマテリアルゴーストという作品です通称マテゴ

 

第17回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞

 

絵柄から少し今の流行と離れていることからわかるようにこちら2006年から始まった作品です。全6巻で構成されています。

 

本作の主人公は男子高校生で自殺志願者の式見蛍(しきみけい)君。口癖が「死にてぇ」の男子高校生です。

 

この設定だけ見るとよくありがちな痛い高校生の描写のように見えますよね。僕は最初そう思い一巻を読んだあとにしばらく二巻を読むまで時間が空きました。

 

しかし授業中に暇で二巻を読んでから世界が変わりました。

 

主人公は霊能力者の友達がいます。主人公自体には何も霊能力はなかったのですがとあある出来事がきっかけで主人公は霊能力に目覚めます。

 

周囲の一定範囲にいる幽霊を実体として物質化できるというものです。

 

そしてその能力の影響で懐かれた幽霊のユウとあれやこれやで生活することになりその能力の影響で様々な事件に巻き込まれるようになります。

 

そしていずれは世界を巻き込むような事件に発展していきます。

 

何故主人公は自殺願望なのか?幽霊のユウの秘密、様々な伏線が一気に回収されていくうちにどんどん心が動かされ感受性がゆさぶられていきます。

 

ネタバレが怖くてどれくらいあらすじ紹介するか困ってきた。

 

まず、前提として葵せきなさんはどの作品においても日常パートのギャグシーンが面白いです。これはどの作品もです。

 

キャラクターたちの掛け合いが本当に面白いのです。

 

僕も日常会話で影響を受けているといっても過言です。

 

ありがたいことに僕はしゃべりを評価していただける機会が今までの人生そこそこ多かったと思います。

 

一時期ツイキャスなんかもやってました。

 

僕の喋り方や内容、ノリなどは葵せきなさんの作品から享受したものではないかと思っています。

 

事実中高の友達で、僕が葵せきなさんを進めてどっぷりはまってしまった友人がいます。その友人は最初は小説しか読まない、ライトノベルなんて論外というタイプの人間でした。

 

しかしその友人は最終的にははまってしまったと。

 

彼はのちにこう語りました

 

「初めて読んだライトノベル葵せきなさんでよかった」と。

 

それくらい凄い作家さんなんですよね。

 

そしてその友人と話しているとこういわれることもあります。

 

「お前の話し方って葵せきなさんの本のノリと一緒だよな」と。

 

つまりはそういうことなのです。

 

僕は別にお前と言われてもあまり気になりません。

 

つまり葵せきなさんの作品を読めばみんなお話上手になれます。

 

ちなみにどっぷりはまった友人の話は全然面白くないです。

 

話がそれました。戻ります。

 

そしてこの作品はシリアスよりです。読めば読むほど引き込まれて行って感情移入してしまい主人公やその周りの人とともにどこか自分もシリアスな気持ちになっていきます。

 

主人公の自殺願望の本当の理由が明るみになったときなんてもう涙がちょちょぎれそうでした。

 

僕は実はこの作品を読んだのは大学生の時なのですがそれでも新しいと感じました。

 

これってものすごいことだと思うんですよね。(語彙力)

 

2006年の作品ですよ?

 

というわけで皆さん読んでください。面白さは僕が保証します。

 

ちなみにマテゴ安いです。

 

嬉しいね。

 

それではまた次の作品紹介にてお会いしましょう。

 

次回は生徒会の一存シリーズです。

 

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昔(大学一回生)、複数の友人と鯛を食べる機会がありました。

 

その時は塩焼きや煮つけにして食べたのですが僕が魚の皮を食べるとみんな目を丸くして、あるいは青天の霹靂のように口々にこういいます。

 

「魚の皮を食べるの?」

 

はい。食べます。食べますとも。なんなら皮が一番おいしいと思ってます。

 

少なくとも僕の地元ではほとんどの人が食べていたと記憶していますし、その後高校生の時のお友達に聞いてみても食べるといった返答がありました。

 

うーん。

 

これが地域差ってやつなんでしょうか。

 

他にも特定の魚なら食べる。あるいは塩焼きなら食べるといった意見も散見されました。

 

僕はほぼ例外なく食べます。しらんけど。

 

みなさんは魚の皮はどうしますか?

 

もし食べないという方はぜひ僕の家までお持ちください。

 

ではでは。

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